皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?
おのぼです。

今回はコケった水槽に欠かせない

オトシンクルスとオトシンネグロ

を紹介していきたいと思います。

オトシンクルス
オトシンネグロ

1.特徴と魅力

この両オトシンですが、観賞魚として楽しむというよりは、やっぱりコケを食べてくれる能力を買って、飼育される方が多いんじゃないかと思います。

エビとオトシンのコンビって結構鉄板ですよね(笑)

我が家も3つの水槽に、コケ対策としてオトシンを入れています。

いつもは観賞用の熱帯魚を眺めながら、でも時々、一生懸命コケを食べたり、仲間同士で一緒に泳ぎ回るオトシンの姿に、心和まされることがあります。

オトシンって、秘めた魅力を持つ・・・そんな魚なんじゃないかと。

ところで、熱帯魚でよくコケ取り生体兵器として売られている「オトシンクルス」と「オトシンネグロ」ですが、良く見ると、見た目が少々違います。

下に両者の写真がありますが、比較すると、
オトシンクルスは、どちらかというと愛らしい顔立ちで、
ネグロはちょっとカッコいい感じがありますよね。

ファニーフェースのオトシンクルス
クールな顔立ちのネグロ

また、体の模様も少し違い、オトシンクルスは少し大きめの斑模様ですが、ネグロは模様が少し細かいようです。

双方とも分布は南米ですが、オトシンクルスはペルー・ブラジル・コロンビアとなり、ネグロはブラジル南部~中央高原・アルゼンチンになります。

因みに、コケ取り能力ですが、オトシンネグロのほうが勝っているという情報を時々耳にしますが、我が家の場合、オトシンクルスとネグロは入れている水槽のサイズや入れている数が違うため、正直、そのあたりの実感はあまり感じられていません。

なお、オトシンクルスという種には、いくつかの種類かあるようです。
(ネグロもその一つですが)

通常、熱帯魚屋さんなどで「オトシンクルス」として販売されているのは

オトシンクルス・マクロスピルス、ホッペイ、マリアエ

のグループか、もしくは

トシンクルス・ヴィッタートゥスやヴェスティタス

のグループが多いそうです。
(若干模様とかが違うそうで・・・(苦笑))

 

2.飼育

飼育は基本的に容易です。

主に水槽や水草、流木や石についた茶ゴケを主食とします。
茶ゴケ以外はあまり食べないようです。

コケの少ない、ある意味理想的な水槽では、逆にエサ不足となるため、プレコやコリドラス用のタブレットなどを与える必要があり、そのあたりが飼育上の注意点になります。

我が家の水槽では、オトシンのためにタブレットを与えたことはありませんが、コリドラスに与えたエサを、たまに一緒に食べていたりすることがあります。

性格はとても穏やかで、口が吸盤上になっていて他の小さな魚を突くこともないため、混泳については全く問題ないといえます。
(逆にオトシンを襲わない魚を選択しましょう)

流木のコケを食べるオトシンクルス
水槽面のコケを食べるネグロ

3.繁殖

繁殖ですが、我が家では残念ながら経験がありません。

オトシンクルスは水槽内での繁殖は、かなり難しいようです。

対してオトシンネグロは、容易というほどではないようですが、水槽内での繁殖は可能とのこと。

オス・メスの見分けですが、下腹部に突起があって、メスのほうが長いようです。

写真を撮ってくらべて見ようと思いましたが、なかなか良い写真が取れず・・・。
(写真を入手次第アップしますね・・・)

 

4.まとめ

オトシンクルスオトシンネグロ
学名Otocincrus sp.Hisonotus leucofrenatus
分類ロリカリア科ロリカリア科
分布 ペルー・ブラジル・コロンビア ブラジル南部~中央高原・アルゼンチン
全長5cm4cm
水質弱酸性~中性弱酸性~中性
水温20~28℃20~28℃
混泳

 

5.ギャラリー

今回はここまでとなります。
また、お会いしましょう!

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