皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?
おのぼです。
以前、我が家の30cmキューブ水槽の後景草として、ADAの「佗び草」を2つ導入しました。
今回はこの2つの佗び草のうち「有茎MIX」にスポットをあてて、話していきたいと思います。
1.佗び草とは
ADA特約店の熱帯魚屋さんに通われている方は、よくお店で見かけると思いますが、佗び草はADAが販売する、土台に水草がセットされた形で販売される水草になります。(ADA社の侘び草サイトはこちらから.)
1種類の水草だけで構成されるものから、複数種類の水草から構成される(名前にMIXと付く)まで、ADAから様々な佗び草が販売されています。
下の画像は、ADAのサイトに表示される「佗び草」各種となります。
因みに、佗び草の漢字ですが、自分のYoutube動画のテロップなどで、今までずっと「”侘”び草」と書いていました。
ただ、改めて確認すると「”佗”び草」が正しいようです。
2.有茎MIX に使われている水草
ハッキリ言って、購入した熱帯魚屋さんで聞いておけばよかったんですが、完全に聞き忘れました(笑)
いつもの行きつけの熱帯魚屋さんではないところ購入したので、後日聞いても私のことを覚えていないと思い、その後も結局聞いていません。。
なので、有茎MIXに使われている水草を、自分で調べてみました。
次の画像は、購入した佗び草 有茎MIXをアップにしたものです。
ゴチャゴチャと書き込みされていますが、水草の種類ごとに色分けしてみました。
細かく見ると、もう少し種類は多いはずですが、目立つのは3種類になります。
この画像だと、水草がまだ育っておらず、水上葉もあって分かりづらいため、下に、この佗び草がある程度育った時の画像も載せます。
図中の①~③を調べてみたところ、以下の水草なのではないかと推測しました。
(もし、違っていたらコメントを頂ければと・・・・)
①ハイグロフィラ・ポリスペルマ
②アンブリア
③ロタラ・ロトゥンディフォリア系
ということで、①~③の水草について、それぞれ確認していきたいと思います。
3.3種類の水草について
①ハイグロフィラ・ポリスペルマ
こちらの水草ですが、Youtubeの動画で「これなんだろう・・」的なことを言っていたら、「ハイグロフィラじゃないか?」 というコメントをいただきました。
で、ハイグロフィラ各種の画像を調べてみたところ、
「ハイグロフィラ・ポリスペルマ」
が一番似ているなぁ・・・と。
今まで、ハイグロフィラというと”ピンナティフィダ”しか使ったことがなかったのですが、ピンナティフィダと上記の葉の形は全く違うため、コメントを頂かなければ、これがハイグロフィラとは全く想像できなかったと思います。
②アンブリア
ちょっと画像が悪いですが、こちらが②の水草の成長した姿です。
こちらは金魚藻で有名な「アンブリア」かなと思います。
最初はミリオフィラムの一種かと思わなくもなかったのですが、茎の節目の間隔(葉と葉と間隔)が結構広いため、アンブリアなんだろうなという結論を出しました。
③ロタラ・ロトゥンディフォリア系
こちらの淡い赤系の水草ですが、この画像だとわかりづらいため、こちらの水草を新しい水槽に移植した画像を以下に掲載します。
この水草はなかなか結論を出すのが難しいのですが、葉の形などを見るとロタラ系だろう・・と想像がついたため、ロタラの色々な種類の画像を見て、恐らく「ロタラ・ロトゥンディフォリア」系なのではないかと思います。
若干自信が薄いですが・・・(笑)
そもそも、ロトゥンディフォリアって名前、覚えきれませんw
水草の名前って、なんでこんなに長いの多いんでしょうねぇ~。
4.まとめ
ネットで、他の方の有茎MIXの内訳チェック記事などを見ていると、1つの佗び草に6~7種類程度の水草が入っているケースが多いようです。
それを考えると、今回の3種類以外にも水草が入っている可能性が高いのですが、順調に成長して目立った水草は、上述の3種類でした。
今後、購入したもう一つの佗び草「エキノMIX」についても、同様に内訳を探っていこうと思いますが、そちらのほうが構成される水草の種類は多いように感じています。
①ハイグロフィラ・ポリスペルマ | ②アンブリア | ③ロタラ・ロトゥンディフォリア | |
学名 | Hygrophila Polysperma | Limnophila sessiliflora | Rotala rotundifolia |
光量 | 普通 | 普通 | 普通 |
CO2 | 少ない | 少ない | 少ない |
低床 | ソイル・大磯砂系 | ソイル・大磯砂系 | ソイル・大磯砂系 |
分類 | キツネノマゴ科 | オオバコ科 | ミソハギ科 |
分布 | インド・ スリランカ・ミャンマー・タイ | 日本・ベトナム インドネシア・インドなど | 東南アジア・ 東アジア |
植栽位置 | 後景 | 後景 | 中景~後景 |
今回はここまでになります。
それでは、またお会いしましょう!