皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?
おのぼです。

水槽に生えたコケを食べてくれる生体といえば、ヤマトヌマエビを筆頭としたエビ系、オトシンクルスなどが有名ですが、今回紹介する

サイアミーズ・フライングフォックス

も、コケ取りに有効な魚です。

今回は、このサイアミーズ・フライングフォックスについて紹介していきたいと思います。

サイアミーズ・フライングフォックス

 

1.購入した経緯

我が家のサイアミーズ・フライングフォックスですが、先日、新しい30cmキューブ水槽に1匹導入しました。

この30キューブには、コケ対策としてヤマトヌマエビを導入しているんですが、混泳しているアピストグラマに突かれ、追い出されてしまうことが続いてしまいました。

また元々、この水槽にオトシンクルスを入れようと思っていながら、買いそびれて入れていなかったため、この機会にオトシンと、もう一種類コケ取り生体兵器を・・・と考え、今まで飼ったことのなかったサイアミーズ・フライングフォックスを投入してみることにしました。

 

2.特徴

体形

サイアミーズ・フライングフォックスですが、パッと見、オトシンクルスに似て、何となくファニーな見た目ですよね。

でも、オトシンクルスより少しスリムな体形です。

体色

少し黄色味がかったシルバー色がベースで、体の両サイドにある、頭から尾ビレまで伸びる黒い(少し青い?)ラインがアクセントになります。

コケ取り能力を有しながらも、観賞用として飼える熱帯魚なんじゃないでしょうか?

体長

今回購入した個体は4cmほどですが、成魚になると10cm以上になるようです。

ただ、小型水槽で飼育している場合、そこまで大きくならないようです。

魅力

上記にもありますが、サイアミーズ・フライングフォックスは、コケ取り能力が有りながら、見ていても楽しい魚という点です。

コケ取り能力の面でいうと、

茶ゴケ
糸状ゴケ
黒髭ゴケ

などを食べてくれます。

エビやオトシンクルスが食べてくれない、ガンコな黒髭ゴケを食べてくれるというのは嬉しいですね。

ただ、水槽内に他の種類のコケが多いと、そちらばかりを食べて、黒髭ゴケの食べる量が上がらない可能性があります。

分布

サイアミーズ・フライングフォックスの分布ですが、東南アジア(タイ、マレーシア、インドネシア)となります。 

 

.飼育

飼育難易度

丈夫な魚で、飼育難易度は容易です。

他の熱帯魚を飼育できる環境が整っていれば、特別気をつかうことは無いと思います。

性格

性格は比較的温和です。

ただ、成長してくると、同種間で縄張り意識が強くなってくるようです。

混泳

他種との混泳は基本的に問題ありません。

上述にもありますが、同種間や似た魚に対して縄張り意識が芽生えてきますが、他種の魚を襲うことは無いため、あまり気にしなくても大丈夫です。

水槽を見ていて、時々他の魚を舐めようとするくらいです。

因みに我が家の水槽では、
アピストグラマ x1
インパイクティスケリー x5
オトシンクルス x5
ヤマトヌマエビ(生き残り) x1

と混泳しています。

エサ

コケを食べるということで、我が家の水槽では特別エサは与えていません。

混泳している魚に与える人工飼料(乾燥赤虫等)を、時々食べているようです。

 

4.繁殖

繁殖の可否

繁殖について、詳しい情報を見つけられませんでした。
後日、見つけ次第追記します。

オス・メスの見分け

多くの魚と同じく、オスは細身で、メスはお腹の辺りがふっくらしています。

  

5.まとめ

サイアミーズ・フライングフォックス
学名 Crossocheilus siamensis
分類コイ目・コイ科
分布 タイ、マレーシア、インドネシア
全長10~12cm
水質弱酸性~中性
水温24~26℃
混泳可(成長と共に注意が必要)

 

今回はここまでとなります。
それでは、またお会いしましょう!

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