皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?
おのぼです。

今週末やってくる台風は、今シーズン最大・最強(凶?)との噂もありますが、どうも天気予報を見ていると、我が家のある茨城県を直撃しそうな雰囲気です。

先月の台風では、電車が止まり、更に10時間くらい停電しましたが、今回はどうなることやら・・・

とにかく、飛んでしまいそうなものを屋内にしまって、台風に備えないといけないですね。

そういえば、先日、庭の木で山鳩が卵を産んだんですが、その卵が孵ったようです。
台風の被害を受けなければ良いのですが・・・。

さて今回ですが、先日、youtubeに動画投稿しましたが、先日、45cm水槽用に新しく購入した外部フィルター

エーハイム エコ コンフォート 2234

について書いて行きたいと思います。

 

1.購入した経緯

今回、新しいフィルターを購入した当初の目的ですが、45cm水槽の左隣りにある30cmキューブ水槽(お裾分け水槽)の外部フィルターをグレードアップするためでした。

左:30cmキューブ水槽 右:45cm水槽

何で30cmキューブ水槽のフィルターをアップグレードするのに、45cm水槽用を買い替えたのか?
その経緯について説明していこうと思います。

元々、30cmキューブ水槽はエーハイム クラシック 2211を使っていたんですが、もう少し大きなものに代えたいなぁ・・・と考えていました。

というのは、クラシック2211ですが、性能的に30cmキューブ水槽に対して十分なはずですが、使っていると、どうも水の流量と濾過能力が若干不足しているんじゃないかと感じます。

また、1か月ちょっとすると水流が急に落ちてきます。
まあ、そのくらい使ったら掃除しろ!?って感じはあるんですが・・・(笑)

細身で小柄なクラシック2211

そんな自分の我がままな不満もあり、今回交換することにしました。
まあ代えるとしたら、今までの流れではエーハイム クラシック 2213ですね。

ただ、Youtubeの動画的にも(笑)、たまには違うフィルターにしてみたいなという思いがあり、テトラ、GEX、コトブキ工芸や、エーハイムの他シリーズの外部フィルターを調べました。

チェックしたポイントは大体以下の通りです。

・価格
・流量
・ろ材容量
・サイズ
 他

調べた中で、テトラの「バリューエックスパワーフィルター60」が少し気になってきたので更に深堀!

テトラ バリューエックスパワーフィルター60

う~ん、流量については580ℓ/h(50Hz)と十分ですが、数値ほど水流が強くないという通販のコメントあり(使わないとわからないなぁ)。
ろ材の構成については、生物ろ過用のろ材が少ないように思える・・・。

少々不安な点がありますねぇ。。

ということで、最後まで悩みましたが、結局、クラシック2213に比べて流量やろ材容量の高い、エーハイムの「エコ コンフォート2234」を購入することにしました。

エーハイム エコ コンフォート 2234セット

ただ、このエココンフォート2234、30cmキューブ水槽に使うにしては、流石に過剰な感じがあります。

ということで、このエコ コンフォート2234は、45cm水槽に使用して、現在45cm水槽に使用しているクラシック2213を30cmキューブ水槽に玉突きで使用することにしました(‘ω’)

 

2.設置

設置はエーハイム クラシックシリーズとさほど変わりません。

ただ、クラシックではダブルタップが付属しますが、エコ コンフォートでは、その半分が本体にくっ付いている感じなので、シングルタップをホースに繋いで、それを本体に接続する形になります。

このあたりは、とても楽ですね!(^^)!

また、吸水ホースと出水ホースは、両方ともフィルター上部に接続します。

それによって、接続は楽なんですが、ろ過能力という点を考えると、ここは賛否あるようです(賛否の理由は4章で)。

次に、エコ コンフォート2234とクラシック2213のサイズを比べると、下記の写真の通りです。

左:クラシック2213 右:エココンフォート2234

エコ コンフォート2234のほうがやや幅が広いです。
高さはタップを含めて考えると2234のほうが低くなりますが、カタログ上、クラシック2213はタップを含めない高さなので、数値上は2234のほうが高くなっています。

クラシック2213のダブルタップは取り付ける位置が可変なので、このあたりは、どう考えるかですね。

次にろ材ですが、2234の本体の中には、3段階に分かれるろ材コンテナが入っています。

購入時、コンテナの一番上の段に、活性炭パッド(黒)・細目パッド(白)・粗目パッド(青)が纏めて入っていますが、粗目パッド(青)は一番下の段に移動させる必要があります。

10月6日にYoutubeにアップした動画では、迂闊にも、粗目パッド(青)を移動させ忘れていました。

もう少し、ろ材の種類と役割について理解する必要がありそうです。。

そして、接続が完了してスタートとなる訳ですが、エココンフォートでは、クラシックシリーズのような呼び水が必要ありません。

クラシックシリーズは、電源コンセントを入れても、出水側のホースを口で吸うか、専用のポンプを接続して水を吸うなどしないとスタートしません。

でもエコ コンソートシリーズは、本体上部のハンドルを下ろして、蓋を半開きにすることでエココンフォート内部に 水槽水が入り込み、電源を入れると、呼び水なしでスタートします。

最初慣れずに手間取りましたが、数分掛かって何とか上手くいきました(笑)

 

3.ろ材について

生物ろ過のろ材は、サブストラットプロ(1ℓ x 2袋)が入っています。

クラシックシリーズは、通常、サブストラットプロとメックの2種類が入っていますが、この違いによるろ過能力の差はどうなのか、若干気になります。

エーハイムメック

ざっと考えると、メックはリング状になっていて水が通り易く、ゴミも溜まり辛いため、整流の役割を果たし、更に水流の低下が少ないとのことです。

対して、サブストラットプロは、ボール状でバクテリアの繁殖能力が高く、ろ過能力が高いのですが、逆に密度が高いため流量は下がります。

エーハイム サブストラットプロの形状

ということで、流量の強いフィルターには、サブストラットプロだけで良さそうですが、流量を落としたくない場合は、ある程度メックを使った方が良いかもしれません。

エーハイム2234のろ材構成

 

4.エコ コンフォートの弱い面

エココンフォートの弱点・・・というのは大げさですが、クラシックシリーズに比べて劣る(可能性のある)点を挙げておきたいと思います。

1点目ですが、ろ過能力についてです。

クラシック2213とエココンフォート2234を比較すると、流量・ろ過槽容量ともに、エココンフォート2234のほうが高いです。
(コンテナ形状の関係でろ材容量はクラシック2213のほうが高いようです)

ただ、水の通る構造を考えると、ろ過能力について、エココンフォートは若干 “?” が付くようです。

クラシックシリーズは吸水ホースを本体の下部に接続し、下から上に向かって一直線に水槽水がろ材を通るのに対し、エココンフォートシリーズは吸水が上からになります。

上から入った汚れた水槽水は、コンテナの脇を通って下に落ち、下からコンテナ内部のろ材を通って、上に吐き出される形をとります。

動画のコメントにも頂きましたが、水がコンテナの脇を通って下に落ちる際、コンテナの隙間から汚れた水がコンテナ内に入る可能性が無いとは言えないようです。

2234はコンテナが3段に分かれていて、それぞれをフック(?)で接続する構造になっているため、少なくとも、コンテナ同士をキチンと接続しておかないと、横から水漏れ(水入り?)が発生しそうです。

キチンと接続しておけば、漏れない(入らない)と期待しますが、残念ながら、このあたりの確認は難しいそうです。

因みに、クラシックシリーズはろ材コンテナが付いているものと、付いていないものがありますが、我が家の2213についているろ材コンテナは、下から上まで段別れせず、よって継ぎ目がありません。

クラシック2213のろ材コンテナ

むしろ、エココンフォートのほうが、継ぎ目のないコンテナが必要なのでは?と感じますが、このあたりは不思議ですね。
(3段に分かれているコンテナは使い勝手が良いのは確かですが)

 

2点目は、ワセリン塗り。

エココンフォートシリーズは、蓋をハンドルで開ける構造になっています。

蓋が本体ケースと接する部分には、赤いOリングのゴムが取り付けられていますが、その部分は洗ったりすると、滑りが悪くなり、蓋を開けるのが固くなるため、付属のワセリンを塗る必要があります。

付属のワセリン

このあたりは仕方ないかもしれませんが、まあ、ワセリンを無くさないようにしないといけないですよね。

因みにワセリンは、クラシックシリーズには確か付属していなかったと思います。

コメント頂いたり、感じたりした弱い面は、そんな感じでしょうか。

 

5.まとめ

かなり長くなってしまいましたが、エーハイム エココンフォート2234を購入・設置しての感じたことなどを書かせていただきました。

youtubeの動画中では話していますが、実は自分が9年以上前に水草水槽をやっていたとき、このエココンフォートを使っていました。
型が2234だったかは覚えていませんが、60cm水槽(ハイタイプ)だったので、その可能性は高いと思います。

ただ、余りに久しぶりだったので、起動時の呼び水のやり方などは、すっかり忘れてしまっていましたね(苦笑)

このエココンフォート、良い面・弱点双方ありそうですが、とても扱いやすい外部フィルターなので、クラシックが苦手…という方は、一度こちらを検討されてみては如何でしょうか?

機種名エコ コンフォート
2234
クラシック
2213
適合水槽(目安)60~75cm
(約57~114ℓ)
45~75cm
(約40~114ℓ)
定格周波数50/60Hz共通50/60Hz共通
定格電圧AC100VAC100V
定格消費電力50Hz 6W
60Hz 8W
50Hz 5W
60Hz 6W
電気代(1か月あたり)50Hz 約117円
60Hz 約156円
50Hz 約97円
60Hz 約117円
最大流量50Hz 500ℓ/h
60Hz 550ℓ/h
50Hz 440ℓ/h
60Hz 500ℓ/h
最大揚程50Hz 1.0m
60Hz 1.3m
50Hz 1.0m
60Hz 1.5m
ろ過槽容量約4.0ℓ約3.5ℓ
ろ材容量約2.4ℓ(0.8ℓx3段)約3ℓ
本体寸法(外寸)約205Dx370H(mm)
開閉タップ含む
約180Dx354H(mm)
突起物含む
本体重量約1.8kg約2.7kg
電源コード長約1.7m約1.7m
ホース径12/16mm12/16mm
付属ろ材細目x1/粗目x1/活性炭x1
サブストラットプロ1ℓx2
細目x1/粗目x1/活性炭x1
メック/
サブストラットプロ
適用淡水・海水両用(屋内専用)淡水・海水両用(屋内専用)
価格13,860円+税15,020円+税

今回はここまでとなります。
次回お会いしましょう!

エーハイム エコ コンフォート 2234 60~75cm水槽用 外部フィルター おまけ付き メーカー保証期間2年 沖縄別途送料 関東当日便

価格:10,010円
(2019/10/12 16:00時点)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください