皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?
おのぼです。

2019/2/27に水温に関するトラブルについての記事を書きましたが、今回はそれに関連する記事となります。

ヒーターは水槽水を常に一定の温度に保ってくれる、特に冬場は欠かせないアクアリウム機器ですよね。

でも、このヒーター、ひとたび牙をむくと、水槽内に大きなダメージを与え、下手をすると家がボヤ騒ぎ・・・・なんてこともあり得る機器でもあります。

今回、我が家では、このヒーターにより、60cm水槽の熱帯魚がほぼ全滅するという、自身のアクアリウム史に残る惨事を経験してしまいました。(そのトラブルに関するYoutube動画はこちら.)

まあ、ヒーターのせいのような書き方ですが、根本的な原因は自分のミスだったんですけどね(涙)

 

1.何が起きたのか?

ある朝、起きて水槽を見ると・・というか水槽に近づいたときに、少し臭いがしました。

4つある水槽を見ると、60cmメイン水槽に異常が起きていることに気づきました。

水が少し濁り、何か白っぽいものがいくつも浮いていたからです。

まだ照明も消えていて、少し暗かったのですが、なぜかその瞬間に、トラブルの原因が分かってしまいました。

「あぁ、ヒーターか・・・」と。

2019/2/27の、「水温に関するトラブル」についての記事で書きましたが、以前にヒータートラブルの怖さを、何となく感じていたのと(だったら対策を取れって感じしますが)、前日、リリーパイプの掃除をするために、外部フィルターを止めたことが頭をよぎったからです。

その時の記事にもありますが、我が家の60cmメイン水槽のヒーターは、水槽クーラーに繋いでいます。

2/27記事よりちょっとバージョンアップした(笑)ヒーターとクーラー接続図

クーラーは自分の内部に流れ込む水の温度をチェックして、水を冷やすか、ヒーターを接続するコンセントの電源をONにするか判断します。

クーラー1台で夏も冬も水槽の水温を気にしなくてよいという、とても便利な機能ですが、外部フィルターが止まるなどして水流も止まると、クーラー内部の水も留まったままとなるため、特に冬は、ヒーターによる過加熱の可能性が発生します。

ヒータ―で熱してもクーラー内部の水温は変わらず過加熱する理由

 

2.なぜ外部フィルターが止まったか?

この日の前日、リリィパイプの掃除をするために、外部フィルターを一時止めました。

上にも書きましたが、60cmメイン水槽用の外部フィルター(エーハイム Classic 2215)の電源コードは、電源をオン・オフできるスイッチのないコンセントに繋いでいたため、フィルターを止めるには、電源コードを抜く必要があります。

で、掃除が終わったあと、一旦抜いた外部フィルターの電源コードをコンセントに差し戻して、外部フィルターによる水の流れが回復したのを確認したところまでは良かったのですが、電源コードを差し戻したコンセントが、どうも最初と違う隣のコンセントだったようです・・・。

元々、外部フィルターは常時電源ONのコンセントに繋いでいましたが、戻したとき、その隣の昼間だけ電源ONとなるコンセントでした。

繋ぎ戻したとき、まだそのコンセントは電源ONの時間帯でしたが、照明が消える時間とともに、外部フィルターも止まった・・・これが原因です(泣)

 

3.対策

[対策1]

クーラーに接続したヒーターのトラブルを2回経験してしまっため、トラブルの後、ヒーターは専用のサーモスタットへの接続に戻すことにしました。(クーラー購入前はそうしていた)

ここでお伝えしておきたいのは、クーラーによるサーモスタット機能に問題があるということではなく、動画投稿のためリリィパイプなどを結構頻繁に掃除する者にとって、外部フィルターが停止するとサーモスタット機能に影響がでる仕組みが、ちょっと自分に不向きな感じがしたためです。


こちらは、今回のトラブル後に購入したサーモスタットです。
2018年3月の60cm水槽立上げ当初に使っていたものと同じ型(エヴァリス社製)のものになります。

購入後、クーラーからこちらにヒーターを繋ぎ変えました。

因みに、水槽立上げ当時使用していたサーモスタットは、クーラー購入時と共に外し、現在は45cm水槽のヒーターに接続して使っています。

今後の残課題ですが、サーモスタットに接続するヒーターは、通常寿命1年と言われています。

この60cm水槽のヒーターは、購入して1年になるので、そろそろ交換を検討する時期に来ているかなと考えています。

[対策2]

やはり電源タップをスイッチ付きのものに変更することにしました。

購入してきたスイッチ付きの電源タップ
電源ONの時間帯をマジックで明記

機器や水槽が増えるにつれ、100均のコンセントを継ぎ足ししてきたのですが、この期にちゃんと管理することにしました。(まあ、ちょっと遅かったんですが・・・)

常時電源ON、昼間電源ON、夜間電源ONの3つの用途に応じた電源タップを3つ購入し、本体にマジックで明記しました。

更に、各コンセントに接続する機器を記入したシールも貼っています。

機器名のシールを貼った電源タップ

今までのタコ足コンセントから、購入した電源タップに変更して下の画像のようになりました。(3つ目は60cm水槽の台の中にいれてあります)

 

今後の残課題としては、今回は60cmメイン水槽と、隣り合った30cmキューブ水槽の対応になりましたが、少し離れた45cm水槽ともう一つの30cmキューブ水槽の電源は別系統になっているので、そちらも、キチンと管理するようにしたいと思います。

 

4.最後に

今回、自分のミスにより一番被害を受けたのは熱帯魚とエビたちでした。

カージナルテトラx16匹、ブラックファントムテトラx8匹、コバルトブルー・バルーンラミレジィx3匹、ミクロラスボラsp.HANABIx10匹、ニューギニア・レインボーx2匹

そして、ヤマトヌマエビx10匹強、レッドチェリーシュリンプx10匹強、ミナミヌマエビx10匹弱

本ブログサイトの写真にも様々使わせてもらった、とてもかわいい生き物たちでしたが、彼らには本当に心からお詫びしたいと思います。

そして、今回奇跡的に生き残った、コバルトブルー・バルーンラミレジィx1匹、ニューギニア・レインボーx3匹、ミナミヌマエビ(稚エビ)x5匹強

並びに、今後購入していく生き物は、こういったトラブルを起こすことなく、大切に育てていきたいと思います。

それでは、今回はここまでとなります。
またお会いしましょう!

One thought on “水槽トラブルのお話:熱帯魚をほぼ全滅させてしまった水槽ヒーターのトラブルについて”

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