皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?
おのぼです。

30cm水槽をお持ちの方、どのような照明を使われていますか?

ADAやGEX、コトブキなど有名メーカーの照明を使っている方も多いと思います。

我が家でも30cmキューブ水槽を立てた際、照明を何にしようか悩みました。

安くて、水草が育ちやすい照明をポイントにネットで調べた結果、通販で有名なチャームのオリジナル照明「アクロ」シリーズから「TRIANGLE GROW 300」を選択することにしました。

今回はこちらの照明を紹介していこうと思います。

 

1.製品の特徴

この「TRIANGLE GROW 300」は、アクアリストの方々の間で「おにぎり」という愛称で呼ばれているようです。

自分は「おむすび君」って呼んでいます(笑)

フラットで薄い照明が流行っている昨今、愛称の通り、三角形をしている照明は珍しいなぁ・・・と思います。

でも、逆にこれが良いのかもしれないですね。

この照明ですが、下の画像のように、LED部分は白と赤・緑・青が分かれて並びます。

そして、名前に”GROW”と付くように、水草の成長を促進する波長の光を多く照射する特性を持っています。

一般に水草の成長を促進する(光合成の効率が良い)光は、青・赤と言われています。

特に、
①青 (400~500 nm)
②オレンジ~赤 (600~700 nm)

の光が有効になります。

ただ、①青の波長はコケの成長も促進するため、②の光が水草水槽には最も効率的な波長帯となります。

注) 緑(500~600nm)の光も効率は少し落ちますが光合成します.

光の波長 (チャームのサイトより)

上記の光の波長の特性は、チャームのサイトにあるTRIANGLE GLOWと、より明るさに特化したTRIANGLE BRIGHTという照明のものです。

両者を見ると、

①青(400~500nm)の波長帯は、
GROWとBRIGHTともに460nmを中心に、相対強度1.0と一番強いようです。

②オレンジ~赤(600~700nm)の波長帯は、
TRIANGLE GROWは660nm前後の光が460nmの光の半分(相対強度0.5)ほどありますが、BRIGHTについては、600nmの光で0.3ほどで、そこから700nmに向かうにつれ光量がどんどん落ちていきます。

TRIANGLE GROWが1,000ルーメン、BRIGHTが1,950ルーメンで倍近い明るさということを考えると、

・BRIGHT:水草は育つがコケも発生しやすい
・GROW:水草が育ち、コケの発生はある程度抑えられている

ということが言えるのではないかと思います。

因みに、明るさ比較ということで、以前Youtubeに我が家にある30cm水槽用の照明を比べてみた動画をアップしたことがあります。

下記画像は、その動画からの抜粋になります。

我が家の30cm水槽用照明の明るさ比較

アクロ TRIANGLE GROW 300は、図中右上(③アクロ TRIANGLE)になりますが、明るさとしては、ぎりぎり30cmキューブ水槽を1本で賄うことができるレベルかなぁ・・と感じます。

実は我が家の30cmキューブ水槽では、アクロ TRIANGLE GROWにプラスして、上図①の水作Light Upを使っています。

それにより明るさは十分と感じていますが、コケの元になっていなければ良いのですが・・・・(今のところ、さほどコケは生えていませんが)

 

2.まとめ

チャームオリジナルの照明 アクロ TRIANGLE GROW 300ですが、どうも最近欠品で購入できない状態が続いているようです。(2019年4月16日現在)

価格は5,000円ほどと、ADAのアクアスカイ G301(12,000円)の半額以下となるため、人気の商品だと思います。

是非1日も早く販売を再開してくれることを願っています。

アクロ TRIANGLE GROW 300
サイズ26.2W x 9.5D x 5.0H cm
重量0.61kg
電源入力AC100-240V 50/60Hz
消費電力9.8W
全光束1,000ルーメン
チップ個数白7 赤2 緑1 青1 (計11個)
色温度7,200K

今回はここまでとなります。
またお会いしましょう!

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