皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?
おのぼです。

時々ブログを書いているとき、おのぼを誤って漢字変換してしまうことがあるのですが、「斧簿」とか「小野簿」「尾の簿」って出てきます。

今後のブログでこんな文字が出てきたら、
「ああ、間違って変換しちゃったな・・・」

と思ってください(笑)

因みに “おのぼ” の名前の由来ですが、自分の下の名前は「のぼる」といいますが、子供の頃、たった一人だけ、「おのぼ」と呼ぶ友達がいて、そこから来ています。

もっとカッコいいアカウント名にしようかと思いはしたのですが、まあ、これはこれで有かな・・・とw

話それましたが、今回は、エヴァリスという会社のサーモスタットについて、その安全機能の動作確認を行ってみた・・という記事になります。

詳細は以前Youtubeに動画をアップしていますので、そちらも併せてご覧いただけると分かりやすいと思います。

 

1.サーモスタットって何?

今まで(過去記事含め)、何度もサーモスタットという言葉を使っていて、今更感はありますが、ではサーモスタットって何を指して言うのでしょうか?

熱帯魚水槽などをやっていて、水槽水を一定温度に保つ必要がある場合、特に秋・冬・春のシーズンに水槽水を温かく維持するため、通常、水槽用のヒーターを用意すると思います。

水槽用のヒーターはザックリと以下の3つの機能で構成されます。

①水槽水の温度を検知する機能
②水温を何度に温めるか設定(調整)する機能
③水槽水を温める(ヒーター)機能

それに対して、市販されているヒーターは、

Ⅰ. ①②③が一体となったもの
Ⅱ. ①②③が一体だが、②の設定温度が固定(26℃など)のもの
Ⅲ. ①と②が一体(サーモスタット)で販売、③(ヒーター部分)が別売のもの

の3タイプが販売されています。
稀に、Ⅱで設定温度を2つ持つものがあります(26℃と30℃といった感じ)
(魚が病気の際、水温を上げる必要があるため)

で、今回のサーモスタットとは、

Ⅲの①(水温検知)と②(水温設定)機能を持つパーツ

となります。

話それますが、稀に通販のアマゾンの商品コメントで、
「Ⅲの③(ヒーター部分のみ)を購入して使って、水槽水が煮だってしまった!!」
と文句のコメントを書いている方を見かけますが、これは注意が必要ですよね。

 

で、ⅠやⅡがあればⅢのタイプなんて不要なのでは? という疑問が出てくるのは当然ですが、実は③のヒーター部分は、

1年(1シーズン)で交換することが重要になります。

ヒーター部分は、通常水中に入れたままになりますが、防水のゴムが徐々に劣化していき、中に水が入って故障しやすくなるそうです。

ⅠとⅡの場合、ヒーター部分とサーモスタット部分が一体となっていて、交換の必要のないサーモスタット部分まで交換することになってしまうので、ヒーターのみ交換可能なⅢのタイプが存在するのだと思います。

2.サーモスタットの安全機能とは

以前、我が家の60cm水槽でトラブルが発生し、水槽水が熱くなり熱帯魚が壊滅したことがありました。

その際、サーモスタットは水槽クーラー内臓の機能をつかっていましたが、そのトラブルを受けて、専用のサーモスタットに戻しました。

それが、今回登場する

エヴァリス社製「EVサーモスタット300-RD」

です。

このサーモスタット、カタログなどを見ると「DDS-System」なるものが搭載されていることが分かりますが、今回はこのシステムの動作確認になります。

“DDS-System”は、サーモスタットの水温センサーが、水槽水から抜けると、それを検知して、ヒーターへの通電を止める機能となり、特に室温の低い季節、水温の異常上昇を食い止める機能になります。

 

3.DDS-System 動作確認

DDS-Systemの動作確認ですが、ヒーターに電源が入っているタイミング(サーモスタットの赤ランプ点灯時)で、

“サーモスタットの水温センサー部分を水槽水から外す”

ということを行いました。
作業自体はとても簡単です(笑)

水槽内に取り付けられているセンサー

この時、室温は大体22℃ほど、水槽の水温は27℃程です。
サーモスタットの設定温度は28℃ほどです。

結論を言うと、4回程行って、大体3分~6分位ほどで、ヒーターへの電源供給がストップすることが確認できました。

室温が22℃で設置温度が28℃ほどなので、本来であれば、加熱するためヒーターへの電源供給が続くはずですが、無事停止しました。

良くできていますね。

 

4.まとめ

エヴァリス社の 「EVサーモスタット300-RD」ですが 、上記の通り、DDS-Systemが無事動作することを確認できました。

あとは、長期に使用した場合、いつの間にか、このセンター機能が故障していた・・・なんてことがないか? という心配が無くはないです。

ただ、それが気になる方は、上記のような確認を定期的に行うしかないかもしれませんね。

因みに、エヴァリス社に電話をして、DDS-Systemの仕組みを聞いてみたところ、センサー内部に微弱だが熱を発する素子が入っていて、それは水中だと問題ないが、水の外に出すと、その素子により周囲が温まり、それを検知すると止まるんだそうです。

それでは、今回はここまでとなります。
また、お会いしましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください